にきびは赤ちゃんにもできる

にきびは赤ちゃんにもできる

にきびは思春期にできるもの、こんなふうに思っていませんか?実は赤ちゃんにもにきびはできるのです。

赤ちゃんにもにきびができるというと、少し不思議に思う人も多いかもしれませんが、実は赤ちゃんにできるにきびは思春期にできるものと同じメカニズムなのです。

では思春期のにきびはどうやってできるのでしょうか。そもそもにきびとはどのようなものなのでしょうか。

にきびは皮膚の脂肪分が毛穴につまって炎症を起こしたものです。ですから、皮膚の脂肪分の分泌が多くなるとにきびがでやすくなります。思春期を過ぎても油ものをたくさん食べたり、あるいはストレスでホルモンバランスが崩れたりするとにきびができるのは、皮膚の脂肪分の量が多くなりすぎることが原因の一つです。

思春期のにきびは性ホルモンが原因だと言われています。思春期になると性ホルモンが分泌され、これによって体内での代謝が変化し、脂肪分の分泌量が多くなることがあります。これによってにきびができやすくなるのです。

では、赤ちゃんのにきびはどのようにしてできるのでしょうか。赤ちゃんはお母さんの胎内で成長します。人間の体の調節は、ホルモンや自律神経によってなされていますが、妊娠しているときは通常の状態よりも多くの繊細な調節機構がはたらいています。その中でも、赤ちゃんのにきびの原因となるのは女性ホルモンです。

妊娠中、お母さんの体の中には女性ホルモンがたくさんあります。赤ちゃんはこの女性ホルモンを少しだけ取り入れてしまいます。つまり、赤ちゃんはお母さんの女性ホルモンを少し体内に残したまま生まれてくるのです。

この女性ホルモンが、思春期のにきびができるのと同じ理由で、赤ちゃんににきびを発症させます。しかしこれは一時的なものです。なぜなら赤ちゃんは女性ホルモンを作ることができないからです。

赤ちゃんのにきびの対処方法としては、何もせずにしばらく様子をみるというのが一番です。しばらくしてホルモンのバランスが適切な状態になれば、しぜんと赤ちゃんのにきびは治るはずです。

もう一つの対処方法としては、小児科の診察を受けるというのも考えられます。赤ちゃんににきびができて心配な人は小児科の診察を受けてみるのがよいでしょう。結果的に何も治療をせずに「様子を見てください」と言われることも多いようですが、もしかするとにきびに似た別の皮膚病の可能性もありますから。